なぜなぜ分析・労働安全・組織改善でお悩みのリーダーへ – 問題解決能力を高める研修・セミナーはお任せください!

ルールの周知徹底 に必要なこと

ルールの周知徹底 ができない・・・・

「安全衛生や品質保全などのルールを制定したが、なかなか全員がそれを守ってくれない・・・・・。」
こんなご相談が後を絶ちません。
その相談のほとんどは
「ルールを制定し、教育訓練を展開しながらルールを周知している。
教育訓練記録まで書いてもらい、自覚を促しているのにルールが守られない」
といったケースです。
やることはやっているのに、 ルールの周知徹底 ができない・・・・

今回は、 ルールの周知徹底 についてのおはなしです。
ルール遵守に対する説得力と説明力が高まります。

ルールの周知徹底

ルールの周知徹底 に対する4つの認知パターンを知ろう!

例えば、目の前に問題や課題が立ちはだかったとしましょう。
あなたは、その問題解決に向けて考え、行動を起こすでしょう。
しかし、こんな経験はありませんか?

「以前発生した問題なのに、また同じことが起きてしまった・・・・・
ルールも変更して、その問題が再発しないよう改善をしたはずなのに」

問題の再発は、タイムロスを生み業務効率の低下を招きます。
また、ワークモチベーションにも悪影響を及ぼします。
そして、この悪循環が起きてしまうと、さらなる効率低下を招いてしまいます。

例えば「ルールを守らない」といった問題が、あなたの職場で起きたとします。
そして、その ルールの周知徹底 と励行を部下や後輩に指示したとしましょう。
ところが、なかなかルールの徹底が浸透しないことってありませんか?

この原因として、人にはルールに対する価値観があり、この価値観の違いがルールの浸透を阻害し、浸透していかないことが考えられます。

人のルールに対する価値観(捉え方)のパターン

人のルールに対する価値観(捉え方)には、いくつかのパターンがあることが、言語心理や認知心理から解っています。

そのパターンとは
・私が守るべきルールは、あなたも守るべきである(個人型)
・私が守るべきルールは、守るが、あなたが決めたルールは、私には関係ない(無関心型)
・私が守るべきルールは、あなたが決めたルールだ(迎合型)
・私が守るべきルールは、守るが、あなたにはあなたのルールがある(寛容型)

一般的に組織内では、個人型と迎合型が多く存在し、ルールによる業務統制が展開されます。
これは、ルールを決める人と、決められたルールを守る人から構成されているコトが前提です。

ところが、ルールに関する人の認知パターンには無関心型と寛容型も存在しています。
この2つのパターンでは、決められたルールを守るというより、自分で決めたルール以外は守る気が無いというパターンです。
すると、先ほどの前提条件が崩れてしまい、ルールの周知徹底はできなくなるのです。

無関心型と寛容型は、自分で決めたルールは守るという特長があるため、ルール作りに少しでも参加させることでルールを守るようになります。

ルールの周知徹底

人は自分の価値観で、ルールの受け入れを決めている

人には、ルールに対する価値観(認知パターン)があり、その価値観でルールを受け入れるか受け入れないかを決めています。

ルール遵守の指示をしても、人によって理解が違ってしまう。
人にはルールの理解パターンがある。
ルールの理解パターンは4種類。

ルールの周知徹底 の前に、人のルールに対する認知パターンを学び、マネジメントに取り入れてみませんか?
私たちは、管理職や次世代リーダー向けに、人の認知パターンに関する研修(インハウス)で開催しています。
今回の ルールの周知徹底 に関することや、目的目標管理、問題解決などにも「認知パターン」はマネジメントに活かすことができますので、ぜひお問い合わせください。

そして、このブログの内容はインターネットラジオspoonでも配信します!

【今回も、音声解説を インターネットラジオ spoonで 生解説!】

ブログ公開の8月29日(月)、深夜23時ころから、インターネットラジオ spoon に乗せて 恒例の音声解説もします。
こちらも、 ぜひお聴きください。
https://www.spooncast.net/jp/@evipoppo3


この番組では、解説者である 坂田とリスナーが チャットで繋がり、 質問や 雑談などができるので、ちょっとした 疑問やご意見など ぜひお聞かせくださると、坂田は小躍りをしながら喜びます(笑)。
もちろん、 このブログの コメント欄でも 質問や ご意見を お待ちしております。
よろしくお願いします。

この記事を書いた人
問題/課題解決や改善活動とコーチング心理学・NLP・LABプロファイル®を組み合わせた「新5S思考術」を得意分野とし”その気にさせるきっかけ”を経営者や管理職などのリーダー向けにコンサルティング支援やセミナーを通じて広めている。企業コンサルティング支援実績は、2021年現在190件。年間延べ3400名以上に講演/セミナーを行っている。
SNSでフォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA