なぜなぜ分析・労働安全・組織改善でお悩みのリーダーへ – 問題解決能力を高める研修・セミナーはお任せください!
ホーム » 所長インタビュー

改善ファシリテーション研究所 所長インタビュー

改善ファシリテーション研究所 所長である 坂田和則に 当研究所に対する思いを語って頂きました。

坂田:本日はよろしくお願い致します。

インタビュアー:宜しくお願い致します。最初に 当研究所への思いをお聞きしたいです。

坂田:5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)でお掃除をしながらみんなの モチベーションを上げたり、 問題点を見つけたり、 改善を進めたりという必要性をすごく感じることが過去にありました。 私はいつも新5S思考といって、 整理・ 清掃整頓・ 清潔・ 躾 っていう 順番でお話しするんですね。
なぜ2つ目の整頓と3つ目の清掃を入れ替えたかというと、5 S 活動っていうのは 整理・ 整頓・ 清掃っていう感じで お掃除活動で終わっちゃう企業さんが多いんですよ。
「みんなで 職場綺麗にしよう」っていって、「綺麗になったね」で終わっちゃうんです。

坂田:私が得意とする コーチング心理学とか NLP(神経言語プログラミング) とか LABプロファイル®っていう 心理学っていう概念を取り入れて、5Sを進めるとしたならば、まず 整理して次に 清掃をして 整頓する方がモチベーションが上がることを発見したんです。

坂田:実は私は20歳から39歳まで製造メーカーで勤めていたんですけども、3年間、 生産革新という工場の 生産性を3倍にするというプロジェクトのメンバーに入ってまして、その時に単なる 5 S 活動では会社が良くなるわけないよね、心理学やコーチングをしっかり取り入れた 5S活動の方がいいんじゃないかなっていうことで実践してみたら良くなったんですよ。 お掃除活動じゃなしに。

坂田:その後、メーカーを辞めて、コンサルタントになった時に 新5S思考って名前を付けたんですけれど、周りのみんなから「新5S思考ってダサい名前だ」とか「こんなの売れるわけないよ」とか色々いわれまして。かっこいい名前ないかなって考えたときに、なんとかソリューションとかなんとかインプルメントとか考えたんですけど、一番しっくりきたのがファシリテーションでした。

所長インタビュー :改善について

所長インタビュー

坂田:私の コンサルティング経験からすると、改善がうまくいく会社と 改善がうまくいかない会社にわかれるんですよ。
物事がスムーズに運ぶことは「ファシリテーション」と呼ばれており、 改善がスムーズに進むように、という思いを込めて
改善ファシリテーション』っていう言葉を作りました。なので、お掃除という概念がなくなってしまって、もう10年ぐらい経ちます。

インタビュアー:『改善ファシリテーション研究所』を通じて社会に貢献したいことをお聞かせください。

坂田:一番貢献したいと思うのはまずは組織の改革です。歴史が長い会社さんでも、歴史が短い会社さんでも、今までの成功体験から会社の文化とか風土ができてしまっているのです。

坂田:でもその成功体験というのは、今までの成功体験なんです。組織というのはこの先何が起こるかわからないので、時代の流れに合わせてフレキシブルに順応していかなければいけないのです。
これはどんな教科書にも書いてあることで、私だけが言ってることじゃないんですけども、時代に沿った企業運営をしないといけないのです。
過去の経験と知識から得られた成功体験で、その会社のやり方とか仕事の進め方ができてしまっているケースが多いのです。
果たしてこれからの時代、今までの成功体験が通用するか通用しないかというと、それはわからないわけです。通用するかわからないので、リスクになってきます。

坂田:リスクを少しでも下げていくために『改善ファシリテーション』という考え方を使って、時代の流れにそった改善ができる企業体質をお手伝いしたい
まずこれが1つ目の思いですね。

坂田:次に今まで培ってきた会社の風土とか文化があり、それでもって成功体験を経験してしまっているので、変えることに対して非常に抵抗を感じるんですね、企業の方というのは。
もちろん私、改善ファシリテーション研究所といってますけれども、知識経営研究所の社員ですので、私もサラリーマンです。

所長インタビュー

坂田:すると今までやってきた会社の文化・風土に慣れ親しんでしまっているので、変えることに対してもの凄い抵抗があるんですね。
でも時代は変化しているので、変わらなきゃならない。そうするとみんな苦労するんですよ。
すごい大変な思いをするんですよ。
毛の抜ける思いなんですよ(笑)。

坂田:そうすると改善が容易に進まなくなってくるんですよ。じゃあどうしたら改善を抵抗なく行ってもらえるかといったならば、自分たちで改善したことに感動したり、改善を楽しんでもらう必要があるのです。これが2つ目の思いですね。

所長インタビュー

坂田:だからこそ改善に対するテクニックとか、改善に対する理論とか、改革に対するメソッドとかを私たちはこれからも研究をし続けて、様々な会社や組織に最も適したソリューションを提供していくと共に、改善とか改革に参加する全てのビジネスパーソンが楽しさや感動を常に感じられるようなお手伝いをしたい。これが3つ目の思いですね。

坂田:「改善しろ」っていわれて、嫌な気持ちでやるのと、楽しみながらやるのとでは成果も全然違うし。ワークエンゲイジメント(業務満足度)も変わってきますしね。嫌で嫌でやっていたら、ストレス溜まるし。

所長インタビュー :こころの時代

坂田:1970年代までは産業化社会で物を作ってどんどん売っていくというビジネスが主流でした。
その後、80年代に入ってくると IT化社会になって、 IT化社会が終わったら今度は情報化社会に入ってきて。私たちが今直面しているのは、「こころの時代」に入ってきているんです。
例えば、産業社会の時には公害防止基本法とか環境基本法とか、ものづくりに対する法律が
どんどん整備されていって、IT化社会とか情報化社会になってきた時には個人情報保護法といった情報に関する法整備がなされてきました。

坂田:例えば、労働安全衛生法が改定されて残業時間を減らせとか、メンタルヘルスに関する法律とかパワーハラスメントに関する法律とか、人のこころに対する法律が整備されてきてます。
そう、今はまさに「こころの時代」に入ってしまっているんです。

坂田:企業や組織の成功体験というのは産業化社会、IT化社会、情報化社会の中で作り上げられてきた文化・風土・価値観なんです。今のままで改革とか改善を進めていったら、「改善何やるんですか」とか「改革するんですか」っていうやらされ感が満載なんです。

坂田:でもこれからの時代に私たちがご提供したいと思ってるのは、一人一人が改革とか改善を楽しんでやれる土俵をつくったり、何事にも勇気をもって怖がらずに挑戦していける人づくり、人のこころにも配慮した組織づくりです。

インタビュアー:まさに「こころのメンテナンス」ですね。

坂田:いいですね。こころのメンテナンス。ものとか仕組みを変えていくのと同時にそれに参画して人たちのこころにも火をつけていかないと、これからの改善というのはスムーズに進んで行かないんだろうなっていう思いがすごく強いのです。
だからこの改善ファシリテーションっていうのは物質やタスクに関するご支援はもちろんのこと、その人のメンタル(精神的)やヒューマンリソース(人材)に対するサポートも同時に進めていきながら、今までにない新しい風を組織の中にふかせていくお手伝いをしたいという思いです。

インタビュアー:本日はどうもありがとうございました。