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プレゼンテーションが上手くなりたくなければ、 ホワイトボード を使わないでください

もし、あなたがプレゼンテーションの質を高めたいのなら・・・
ホワイトボード の前に立って、文字や絵を描きながら話をしてください。

ホワイトボード が重要なわけ

ホワイトボード

私は、マインドマップ®で描くケースが多いのですが、わざわざホワイトボードに描いたマインドマップの写真を撮る方も多く、その反応の高さに驚きます。

ポイントは、言葉で話しながら、文字や絵を描いて身体を動かすことです。

なぜ、こんなことをしなければならないのか?

あなたの強みの裏には、弱みもあり、これが盲点になっているケースが少なくありません。
メタプログラムを応用して、あなたの盲点を見つけ出せば、プレゼンテーションの弱点に気付くことができます。

メタプログラムとは、あなたの脳内にインストールされているプログラムのようなもの。
あなたが考えたことは、メタプログラムによって作りあげられているのです。

メタプログラムとは?

メタプログラムを応用し、動機付けやモチベーションの維持についてのスキームを体系化に関わった世界的権威であるシェリー・ローズ・シャーベイ女史によると、メタプログラムは、60を超えるパターンが確認されているとのことです。

このパターンを整理し、誰にでも簡単に理解できるよう14個のパターンにまとめられた知識体系を「LABプロファイル®」といい、彼女の著書『影響言語で人を動かす』(実務教育出版刊 山本晶子 他訳)に詳しく記述されています。
私は、シェリーから直接LABプロファイル®を学んだLABプロファイル® トレーナー/コンサルタントです。

例えば、人が何かモノゴトに納得する場合、脳内にインストールされているプログラムによって思考が進みます。

納得に関わるプログラムは、4種類に特定されており、次のような特徴があります。

①視覚型 目で見た物でモノゴトを納得しやすい。
②聴覚型 耳で聞いた言葉などでモノゴトを納得しやすい。
③読解型 文字を読んでモノゴトを納得しやすい。
④体感覚型 身体を使いながらモノゴトを納得しやすい。
     (私は、OJTを好むタイプと呼んでいる。)

この4種類のメタプログラムは、人が何かを納得する場合、どのような形式・形態で情報を伝えられると納得しやすいかという特性として現れます。

プレゼンテーションに有効な4つの特性

もちろん、プレゼンテーションのシーンにおいても4つの特性は効率的かつ効果的に使うことができます。

もし、あなたが聴覚型のメタプログラムパターンを持っているのなら、あなたのプレゼンテーションは「言葉で伝える」に偏っています。しかし、会場には視覚型も読解型も体感覚型も席についています。
あなたと違うメタプログラムを持っている人にとっては、あなたのプレゼンは苦痛でしかありません。

もし、あなたが体感覚型のメタプログラムパターンの持ち主なら「ここから、ドーンとこのロジックを組み込めば、モヤモヤしていたことがスッキリすることでしょう」というような情動表現を多用する傾向があり、他のメタプログラムの持ち主からすると「なに言ってるのか全然解らない」となってしまいます。

あなたのメタプログラムによる特性は、あなたの強みです。

しかし、他の人とは違う特性です。プレゼンテーションの時には、全てのメタプログラムに影響する伝え方をしなければなりません。

ぜひ、メタプログラムについて学びを得てください。
そして、自分の強みと欠けているパターンを特定してください。
あとは、欠けているパターンを埋めるよう意識するだけです。

ポイントはホワイトボード の前で、言葉で話しながら、文字や絵を描いて身体を動かすこと」です。

聴覚型は、あなたの言葉に反応します。
視覚型は、あなたの描くものに反応します。
読解型は、あなたの書く文字に反応します。
体感覚型は、あたなの動きに反応します。(簡単なゲームなどアイスブレイクとして組み込むとベスト!)

ちなみに、マインドマップ®をプレゼンテーションに用いることで4つのパターンの反応を引き出すことができます。

あなたの強みの裏には、盲点があります。
盲点に気付くことで、プレゼンテーションの質が劇的に変わります。
自分に欠けているパターンを知り、それを埋めるよう考えながら行動することです。

この記事を書いた人
問題/課題解決や改善活動とコーチング心理学・NLP・LABプロファイル®を組み合わせた「新5S思考術」を得意分野とし”その気にさせるきっかけ”を経営者や管理職などのリーダー向けにコンサルティング支援やセミナーを通じて広めている。企業コンサルティング支援実績は、2021年現在190件。年間延べ3400名以上に講演/セミナーを行っている。
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