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会議で 意見やアイデア を出しやすくする

「じゃ、何か 意見やアイデア のあるひと~」

会議やミーティングの時、司会進行者がよく口にするセリフ。
でも、こういったセリフって、あまり効果が無いような気がしませんか?

心を開いて「どんな意見でも言ってみて!」という想いを込めてメンバーに伝えても、なかなか意見やアイデアが出ることも少なくないでしょう。

今回は「 意見やアイデア を出しやすい流れ」について、お話しします。

あなたの進め方次第で、多くの 意見やアイデア が出てくるようになります。
意見を出したくても、出せない雰囲気を改善するテクニックです。

意見が出ないとき。

それは、メンバーが何も考えていないと言うより、リーダーや他の人の意見を聴き、考える時間にエネルギーを割いてしまい、考えることが出来なくなっている状態です。
このような時は、シッカリと個人で考える時間をミーティングの中にとって上げる事が大切です。
「いまから、このテーマについて各個人で5分間自分の考えをまとめてください。」といった感じです。
このほかに、「ミーティング開始前に、個人の意見をまとめておいてください。」というのも効果的でしょう。

私たちの脳には、他の人の行動や考えに影響を受けるプログラムを有しています。
このプログラムが強く働くと「他人の意見でモノゴトを決める。」という結果につながりやすくなります。
でも、ミーティングでは、多くの意見を出し、そして、その意見を融合しながら新たな 意見やアイデア を生み出したいもの。
そのためにも、他人の意見でモノゴトを決めるというプログラムが、建設的なミーティングを阻害しないよう、流れを作る必要があります。

このプログラムは、「外的基準型メタプログラム」と呼ばれる脳内プログラムです。
これが脳内で、ロードされてしまうと、一人の意見に皆が賛同してしまうという行動が表れやすくなります。
このプログラムに対して、「内的基準型プログラム」という脳内プログラムが存在します。
このプログラムは、自らの考えで判断してモノゴトを決めるという行動が表れやすくなります。
理想は、「外的基準型と内的基準型」のバランスが取れている状態です。

意見やアイデア

人の意見に左右されない時間の確保が重要

ですから、ミーティング中や前に、個人で考える時間を与えることが大切なのです。
人の意見に左右されない時間を確保することで、アイデアの多様性が生まれ、新たなアイデアが生まれやすくなります。
そして、「外的基準型と内的基準型」のバランスを維持できるようになるのです。

個人で考えさせる。
人に意見に左右されない時間をとる。
アイデアの多様性を求める。

内的基準型メタプログラムと、外的基準型メタプログラムのバランス化。

あなたの進め方次第で、多くの意見やアイデアが出てくるようになります。

ミーティング中や、そのまえに、個人で考える時間をとってみませんか?

そして、このブログの内容はインターネットラジオspoonでも配信します!

【今回も、音声解説を インターネットラジオ spoonで 生解説!】

ブログ公開の6月12日(月)、深夜23時ころから、インターネットラジオ spoon に乗せて 恒例の音声解説もします。
こちらも、 ぜひお聴きください。
https://www.spooncast.net/jp/@evipoppo3


この番組では、解説者である 坂田とリスナーが チャットで繋がり、 質問や 雑談などができるので、ちょっとした 疑問やご意見など ぜひお聞かせくださると、坂田は小躍りをしながら喜びます(笑)。
もちろん、 このブログの コメント欄でも 質問や ご意見を お待ちしております。
よろしくお願いします。

この記事を書いた人
問題/課題解決や改善活動とコーチング心理学・NLP・LABプロファイル®を組み合わせた「新5S思考術」を得意分野とし”その気にさせるきっかけ”を経営者や管理職などのリーダー向けにコンサルティング支援やセミナーを通じて広めている。企業コンサルティング支援実績は、2021年現在190件。年間延べ3400名以上に講演/セミナーを行っている。
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