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坂田 和則 からのご挨拶

セミナー

坂田 和則 から改善ファシリテーション研究所 ホームページ運用に関するご案内です。

この度は改善ファシリテーション研究所のホームページ運用にあたり、 コーチ / セミナーアシスタント の コバ♫ こと小林史弥君が全力で、 私たちの部門の思いを伝えられるようなHPを立ち上げてくれました。

また、 多くのプロフェッショナルの方や社内関係者にもご協力いただき、 本当にありがとうございます。

今日は、 株式会社知識経営研究所 マネジメントコンサルティング2部が運営するHP
「 改善ファシリテーション研究所 」 の運営開始に当たって一言ご挨拶を申し上げます。

問題解決に強いリーダー育成や組織開発の選択肢として、 これからも情報を提供していきますので、 ご活用いただけますと幸いです。

坂田 和則 16年前を振り返って何を思う!?

私は、 16年前の今日( 6/1 )メーカーを辞め、コンサルタントとしての道を歩み始めました。

メーカー時代は、 設備管理 ・ 環境管理 ・ 安全衛生 ・ 管財管理 ・ ISO ・ 品質管理 / 保証 ・ 生産革新 ・ 生産ライン を経験しました。20歳から39歳までのメーカー在籍中、 そのほとんどをマニュアル ・ 手順書 ・ 設備機器などの世界で育ってきました。

設備機器やマニュアルなどに重点を置いたマネジメントを 物質タスク重視型マネジメント といいます。

まさに私は、物質タスク重視型マネジメントの中で育ったわけです。
しかし、この物質タスク重視型マネジメントに疑問を抱く様になったきっかけがありました。

生産革新をプロモートしていた35歳~37歳の頃、 あるきっかけで 人間重視型マネジメント を知りました。
それは、 コーチングとの出会いです。

強烈な上司からのパワハラを受け、 性格的に瞬間湯沸器の私は、 その上司に胸をどつかれても、 そこを動こうとはしないほどでした。

そんな私でしたので、 上司も良い印象を持っていなかったのでしょう。
なにか社内で緊急を要する事態が発生すると、 すぐにその緊急事態要員としてあちらこちらの部門へ応援に行くよう指示されていました。

自分の仕事には、 プライドを持ってやっていたので、 私にとっては屈辱でしかありませんでした。

しかし、 支援先の仕事もシッカリやらなければと自分に言い聞かせ、 気持ちを切り替えるようにしていました。

坂田 和則 事件は起こる・・・

そして、 検査工程の応援要員として支援をした時のことです。

製品の運搬などの手伝いをしている時、 そのラインでアクシデントが発生したのです。

その時 「 マニュアルと手順書に従って処置をしなければ 」と、 ルールに従って処置を進めていると 「 坂田さん、 そんなことしていたら製品が止まってしまうので、 このやり方で進めてください 」と、 現場責任者から注意をうけました。

えっ? ルール通りやらないで欲しい???

バリバリの物質タスク型の私には抵抗ある注意でした。 とはいえ、 ここで揉めるわけにはいかないと思い、 現場責任者の指示に従って処置を進めました。 すると、 マニュアルと手順書に従って行うプロセスと全く同等の処置が短時間で進められたのです。

「 ああ、 マニュアルに書いてあることは、 現場を反映していないんだ。 」

ISO9001 の導入もプロモートした経験のある私にとって、 相当ショックなことでした。

翌日から、 現場責任者に掛け合い
「 手順の変更を提案したいので、 それについて話を聞かせて欲しい。 」
とお願いをしました。
しかし、 現場責任者は、 期間限定のお手伝いの私に口を開くことはありませんでした。

 正規のマニュアルや手順による管理と、 現場で行っている管理
 実際の現場が求める管理、 ISOのためにやっている管理

まさに、 ダブルスタンダード状態で、 無駄な状態。

なんとかできないか ・・・・・・・

そんな悩みを抱きながら、 数日が過ぎたときのことです。 立ち寄った書店に、 コーチングに関する本が積まれていました。 冊子風でページ数も少ない本だったので、 パラパラと立ち読みをして、 これはちゃんと読まなければと思い、 その本を持ってレジへ向かいました。 そして、 傾聴やフィードバックなどについて読み込みました。

翌日、 コーチングのメソッドをぎこちなく使って、 再度、 現場責任者に話をしてみると、 口を硬く閉ざしていた現場責任者が、 現場のあるべき姿を語り始めたのです。

業務の内容について話したり、 お互いの仕事に対する価値観までも話し込んでしまった思い出があります。

そして、 お互いの知識と経験を使って、 検査作業の改善を進めることになりました。

結果は 、検査機の稼働率を300%まで上げることができ、 コーチングのメソッドの素晴らしさを感じました。

そして、 リーダーは 「 物質タスクと人間重視の両面を鍛えなければならない 」と強く感じました。

坂田 和則~悪戦苦闘の日々からの脱却

坂田 和則

ところが、 その企業自体が物質タスク型の文化が強く、 私が目指そうとしたこともなかなか行動できず悪戦苦闘です。

最後には 「 どんなに君が頑張ったって、 会社は変わらないんだよ! 」 と、 上司からの一言で私のモチベーションは崩壊。

そんな時、 私の事を気にかけてくださっていたコンサルティングファームの方が、 声をかけてくださり転職を決めました。

このコンサルティングファームの方には、 今でも感謝しています。
( 釜井さん、 穐田さん、 清水さん、 ありがとうございました!)

このような背景があったため、 転職後は、 物質タスク重視型 と 人間重視型 のバランス化をさらに磨きをかけるべく NLP( 神経言語プログラム )や コーチング心理学 などを研究し始めました。

 コーチングとの出会い
 体系化された知識との出会い

人との出会いも大切ですが、 実践的に磨きをかけられた知識体系との出会いも大切なんですね。

私たちの部署では、 ビジネスモデル + 改善モデルの物質タスク重視型マネジメントと合わせ、 人材育成や組織開発の人間重視型マネジメントを研究し、 組織で実践できるメソッドの開発に力を注ぎたいと考えています。

目指すは 「 組織における 物質タスク重視型マネジメント と 人間重視型マネジメント のバランス化 」です。

世の中には様々な価値観があり、 モノゴトの見方があります。

人それぞれ
組織それぞれ

だと思います。

それぞれある中、 私たちのメソッドが悩めるリーダーや若手の皆さんの 「 モチベーション向上 」 の一つになれたら幸いです。

坂田 和則~コンサル16年目に突入!!

今日から、 コンサルタントになって16年目突入します。

試行錯誤、 紆余曲折、 やっとこさっとこ感もありますが、 おかげさまで、 多くの企業様からお付き合いいただいたり、 お引き合いを頂いております。

本当に、 ありがとうございます。

今後とも、 株式会社知識経営研究所マネジメントコンサルティング2部 「 改善ファシリテーション研究所 」 をよろしくお願いいたします。

【 追伸 】

先日、 対話の原理原則を紹介した、 冊子を執筆しました。 下記、メルマガにご登録いただいた方には、PDFをプレゼント致します。

伝える力を磨く
「頭のモヤモヤがスッキリLABプロファイルを使って伝える技術を磨く」
この記事を書いた人
問題/課題解決や改善活動とコーチング心理学・NLP・LABプロファイル®を組み合わせた「新5S思考術」を得意分野とし”その気にさせるきっかけ”を経営者や管理職などのリーダー向けにコンサルティング支援やセミナーを通じて広めている。企業コンサルティング支援実績は、2021年現在190件。年間延べ3400名以上に講演/セミナーを行っている。
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