「なぜなぜ分析 」は、なぜ?うまく行かないのか?
今回は、さらなるポイントについておはなしします。
問題解決を最後まであきらめない「問題解決レジリエンス」が高まりますよ。
なぜなぜ分析は、なぜ?と問いを繰り返しながら、根本的原因を追及するとともに、
その改善案と優先順位を決めることができる是正処置には欠かせない方法です。
しかし、「方法」であるがゆえに、使い方を間違えると本来の目的を達成することが
できないこともあります。
「なぜなぜ分析を学んだけど、今ひとつ良い結果が得られない」や
「いつも同じような結果しか出てこない」といったことが、
もしもあなたの職場で起きていたら、使い方を間違えている可能性があります。
このブログでも、過去になぜなぜ分析メソッドを紹介した事があります。
その時には、次の三つの重要性について紹介しました。
・なぜなぜ分析は、問題定義がシッカリできていないとメソッドを活かせない。
・なぜなぜ分析は、12個の約束ごとがある。
・なぜなぜ分析は、心理的安全性を確保し活発な気付きを発する必要がある。
そもそも、なぜなぜ分析で取り扱う”問題”とは何なのでしょうか?
問題とは、あるべき姿とのギャップです。
そのギャップが、小さければ「小さな問題」として扱われるし、ギャップが大きければ「大問題!」として取り扱われます。
これらのギャップを埋める活動を「問題解決」といいますが、なぜなぜ分析は、このギャップを埋めるためのメソッドなのです。
ということは・・・・・
なぜなぜ分析を進める場合、そもそもの「あるべき姿」が解っていないと、そのメソッドを活かすことができません。
あるべき姿とは、例えば
・業務フローで定めらられている仕事のながれ
・作業標準で定められた内容
・作業手順書で定められた動き
これらの標準化された作業内容をあるべき姿として捉える必要があります。
よって、なぜなぜ分析を行う場合、あるべき姿をシッカリと理解し、
そのギャップをあらゆる方向から見つめ見つけ出すことが大切です。
これができていないと、なぜなぜ分析は必ず失敗します。
あるべき姿から導く解決法。
あなたの「なぜなぜ分析 」は、そのやり方で合っていますか?
あるべき姿をもう一度見直してみませんか?
↓1日セミナー申込受付中です!
そして!このブログの内容はインターネットラジオspoonでも配信します!
ブログ公開の7月25日(月)、深夜23時ころから、インターネットラジオ spoon に乗せて 恒例の音声解説もします。
こちらも、 ぜひお聴きください。
https://www.spooncast.net/jp/@evipoppo3
この番組では、解説者である 坂田とリスナーが チャットで繋がり、 質問や 雑談などができるので、ちょっとした 疑問やご意見など ぜひお聞かせくださると、坂田は小躍りをしながら喜びます(笑)。
もちろん、 このブログの コメント欄でも 質問や ご意見を お待ちしております。
よろしくお願いします。