歳と共に衰える 記憶力 。
若くても 「 なかなか覚えられない 」 といった悩み。
ときおり、 ため息と一緒にでるあきらめ感。
よしっ! と気合いを入れて覚えようと
してみるものの、 それでも覚えられない。
それならば !
ちょっと ユニークな 方法で 記憶力 を活性化してみませんか?
簡単なトレーニングで、 記憶力を大きく伸ばすことができるのです。
資格試験の勉強法 にも効果がありますよ!
記憶力をよくするためのポイントは 2 つ。
「 イメージ力 」 と 「 連想力 」 です。
今回は、 改善ファシリテーターに必要な能力として研修メニューにも組み込まれる 記憶術 についておはなしします。
例えば 「 パーサヴィアランス 」 という単語を覚える
先週、太陽系第四惑星火星に着陸した探査車 「 パーサヴィアランス 」 。
火星表面と地中を探査したり、 ドローン を使って垂直に近い壁面を調査しながら生命が存在した痕跡を探すミッションがあるそうです。
「 パーサヴィアランス 」とは 【 忍耐 】 という意味。
火星には、インサイト オポチュニティー マーズ・パスファインダーなどの探査器機が地球から送り込まれ様々な成果を私たちに届けてくれました。
きっと 「 パーサヴィアランス 」も、驚くような探査成果を届けてくれるに違いありません。
でもね・・・・・ 「 パーサヴィアランス 」 という探査車の名前がなかなか覚えられないんです。
覚えても、 すぐに忘れるんです。
別に覚えなくても、 仕事には関係のないことなのですが、 映画『 オデッセイ 』 を観て火星探査に興味を持つようになったので覚えておきたい名称でした。
もちろん、 記憶力の高く優れた方には必要の無い覚え方です。
しかし、 私にはとっても役に立っています。
人の記憶は
と話していました。
これを改善するには、 「 記憶にフックをつけて、 思い出すときのきっかけにしなさい。 」とも言っています。
それも、 あり得ないような究極の物語のイメージ化です。
「 パーでんねんが指を 3 本立ててビールを持ってフランスパンを咥えている。 」 なんて日頃ではあり得ないことですよね。
このような 「 あり得なさ 」 を描きながらイメージを脳の奥深くに閉じ込めるのです。
イメージを描くときの目的は、 描くことではなく、 あり得ないようなイメージを脳に残すことです。
だから、 上手い下手は関係ないのです。
脳は、 過去の記憶と知識をフルに使い関連付けを行いながら学習をします。
あり得ない 『 イメージ 』 と 『 連想 ( 物語化 ) 』 で関連付けをしながら、
右脳と左脳を刺激し、 creative 脳《創造的》を活性化させることで、 その学習力を発揮します。
『 そんなユニークなイメージを連想するなんてムリですよ。 』と言われる方も少なくありません。
しかし、 このトレーニングを続けると必ず効果が得られます。
最後まであきらめない力のことを 「 レジリエンス 」 といいますが、 ビジネスパーソン や組織に求められる力として近年注目されている能力です。
いまこそ、あなたの レジリエンス がためされるときです。
やるかやらないかはあなた次第です。
勉強でも仕事でも、 多くのシーンで使える 記憶術 。
いざという時に思い出せることは、 気分も前向きになります。
あなたも、 イメージと連想の方法で記憶力を高めてみませんか?